樋口直哉

作家・料理家 

1981年生まれ 服部栄養専門学校卒業。

2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞し、作家としてデビュー。

作家として作品を発表する他、全国の食品メーカー、生産現場の取材する他、料理家としても活動。小説『スープの国のお姫様』(小学館)ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)料理書『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)などがある。

note:https://note.com/travelingfoodlab
著書『おいしいものには理由がある』:https://www.amazon.co.jp...
※2020年12月16日現在

Studyおいしいものには理由がある 〜作家・料理家 樋口直哉から学ぶ「おいしさ」について〜

Comment- 勉強会を終えて -

「おいしさ」を語ることはとても難しい。

だからこそ樋口さんの著書『おいしいものには理由がある』を読んだときに感動し、今回の企画を行った。

樋口さんから学んだことは、おいしさには生理的なものと文化的なものがあるということ。

そして「文化的なおいしさ」というのは、経験を積み重ねる、あるいは、その食べものあるいは料理の様々な背景を知るといった「おいしい行為」の積み重ねによるところが大きく、つまりは「おいしいとは」を考えることこそがおいしさにつながっていくということ。

今回の学びから「分かりやすいおいしさ」もたくさんあるけれど、わたしはおいしさとはを探究し、豊かな、おいしい人生を歩んでいきたいと思った。(松尾)

樋口直哉

作家・料理家

霞ヶ関ばたけへのメッセージ

オンラインでの開催、とても今っぽいですよね。
おいしい、という感覚を持っていない人はいません。この感覚を大切にすることで、いろいろな問題が解決していったり、これからのデザインが見えてくるのでは、と思っています。
今はいろんなものが分断されている時代ですが、霞が関ばたけのような場がそれをつなげるきっかけになってくれたら。そんなふうに願っていますし、僕も頑張ります。
朝の勉強会って頭が冴えて、なんかいいですよね。