小野邦彦
坂ノ途中
代表取締役
1983年奈良県生まれ。
京都大学総合人間学部では文化人類学を専攻。外資系金融機関での「修行期間」を経て、2009年、株式会社坂ノ途中を設立。
「100年先もつづく、農業を」というメッセージを掲げ、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を行っている。
提携農業者の約9割が新規就農者。
少量不安定な生産でも品質が高ければ適正な価格で販売できる仕組みを構築することで、環境負荷の小さい農業を実践する農業者の増加を目指す。
その他、東南アジアの山間地域で高品質なコーヒーを栽培することで森林保全と山間地での所得確保の両立を目指す「海ノ向こうコーヒー」を展開。
※2020年10月21日開催
Study100年先もつづく、農業を。 〜農業と環境負荷の関係を考える〜
Comment- 勉強会を終えて -
小野さんは、数年前に一度、京都のオフィスで話を聞かせてもらったことがあった。
その時も「有機農業に対する向き合い方が自然体」という印象をもっていたが、今回お話を聞いて改めてそう感じた。
有機農業を志向する新規就農者と連携しながら、美味しい野菜を(しかも飽きさせずに!)消費者に届けていく。
表立っては言わないけれど、事業を通じて持続可能な環境づくりをされている。
そこには葛藤や絶望もあったと思うけれど、小野さんは前に進み続け、着実に事業を成長させていてかっこいい。
小野さんが今日話してくださった通り、農業の課題は、幅広くて複雑だ。
だからこそ、学びと対話の場を小さくても長く続けていきたいと改めて思う時間になった。(松尾)
小野邦彦
坂ノ途中
代表取締役
霞ヶ関ばたけへのメッセージ
ウワサに聞いていた霞ヶ関ばたけ、登壇できてよかったです。
朝早くて眠たかったと思うのですが、
質疑が活発だったことがうれしかったです。
こういう場があるということが、
都市に暮らす人が山間地を見る窓になったり、
誰かが一歩踏み出す背中を押すことになるかもしれない。
なので続いていくといいな。応援しています!