松澤龍人

東京都農業会議 
業務部長

平成4年5月に東京都農業会議に入り、平成6年4月から現在まで農地関係制度を担当。

その間、東京都内の農業委員会職員等の研修で農地法説明を行うとともに、日常業務として、農地関係制度等に関する農業委員会の窓口対応等の実務についての相談にあたっている。

平成25年からは東京税務協会で東京都主税局職員を対象とした農地法の研修を担当。
農地専門相談員(全国農業会議所)

また、平成18年から新規就農相談の担当となり、平成21年に東京都内初の新規就農者を誕生させ、平成24年には東京都内の新規就農者等で組織する東京NEO-FARMERS!を結成する。

共著として「都市農業必携ガイド」(農村漁村文化協会)、「農地の権利移動・転用可否判断の手引き」、「農業委員・農地利用最適化推進委員必携 農地・農業の法律相談ハンドブック」(新日本法規出版)

※2018年5月20日開催

Studyかわる!都市農地制度

Comment- 勉強会を終えて -

松澤さんは一見とっつきにくくみえる。

けれど、誰よりも人情が厚くて、会いに行くといつでも歓迎してくれる。

そんな松澤さんが月に1度欠かさず開催しているのが、新規就農者が集まる福生での飲み会。

ここでは松澤チルドレン、そして農業を始めたいと考えている人などが集まり情報交換を行う、みんなにとって大切な場になっている。

と、前置きが長くなってしまったが、そんな松澤さんは農地法実務のプロ。

わたしも農地法の改正に携わったこともあるけれど、松澤さんに勝る人はいないと思う。

今回は転換期にある都市農地制度について解説いただいた。

都市と農地の関係、東京と農業。

つくる人と食べる人をつなぐ共有財産が都市農地なのだと改めて感じた。(松尾)

松澤龍人

東京都農業会議

業務部長

霞ヶ関ばたけへのメッセージ

農林水産省の職員の方々が「霞ヶ関ばたけ」のような勉強する場を設けていることはとても素晴らしいことです。東京NEO-FARMERS!の集まりにも、福生市という遠いところのなか、農水省の職員の方々が積極的に参加してくれています。とてもありがたく、頼もしく感じています。今回とりあげていただいた都市農業・農地は、まさにこの2022年に正念場を迎えています。少しでも多くの生産緑地が特定生産緑地の指定を受けるよう、これか らも多くの方に関心を持っていただき、あわせて、生産緑地でも可能となった新規就農者の応援を引き続きよろしくお願いします!