髙橋雄幸

那須高原今牧場 
チーズ職人

新潟県村上市(旧荒川町)出身、肉牛肥育と稲作を経営する農家の次男として生まれる。
1999年、新潟県黒川村役場入職。役場の研修制度の一環で、北ドイツにてチーズ加工を学び、以降チーズ作りに邁進する。

妻・ゆかりさんと結婚後、栃木県那須町に移住。
ゆかりさんのご実家の今牧場にチーズ工房(加工部門)をオープンさせる。
髙橋さんの代名詞でもある茶臼岳(山羊チーズ)は、様々な大会で賞を受賞しており、2013年にはJAL国際線ファーストクラス機内食に採用された。以後、同チーズは何度も機内食として取り扱われている。

さらに、2016年には、ギルド協会より、優秀なチーズ職人の証である「ギャルド・エ・ジュレ」を受任した。
このほか、日本チーズ生産者の会の副会長就任(2015年)や、一般社団法人日本チーズ協会の設立(2019年)など、国産チーズを世に広める活動にも積極的に参画している。

受賞歴
・2007年 第6回オールジャパンナチュラルチーズコンテスト 審査員特別賞(胎内サントモール(山羊チーズ))
・2009年  第7回オールジャパンナチュラルチーズコンテスト 優秀賞(胎内サントモール)
・2014年 JAPAN CHEESE AWARD 2014 金賞(茶臼岳)
・2015年 第10回オールジャパンナチュラルチーズコンテスト 金賞(茶臼岳)
・2016年 JAPAN CHEESE AWARD 2016 銀賞(茶臼岳)
・2016年 ギルド協会より、「ギャルド・エ・ジュレ」を受任

WEB:
今牧場
今牧場チーズ工房

※2020年2月26日開催

Study最高のチーズを作るために 〜那須から世界へ〜

Comment- 勉強会を終えて -

霞ヶ関ばたけで初めて企画を任され、誰にお願いしようかと考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが髙橋さんだった。

髙橋さんとは、2019年10月、職場の農業研修の一環で栃木県に滞在した際に立ち寄ったチーズ工房でお会いした。 愛情をこめて作ったチーズを嬉しそうにお客さんに紹介する髙橋さんの姿を拝見し、国産チーズをもっと応援したいという気持ちになったことを覚えている。

髙橋さんは、この会が、国産チーズのためになるならぜひ、と快諾してくださった。

勉強会を終え、チーズにかける髙橋さんの思いを再確認できた。会を通して、国産チーズのファンを増やすことができたのではないか、と思っている。

これからも、世界を目指してよりよいチーズ作りに挑戦する髙橋さんを応援し続けたい。
改めて、この場を借りて、髙橋さんにお礼を述べさせていただきたい。(吉田)

髙橋雄幸

那須高原今牧場

チーズ職人

霞ヶ関ばたけへのメッセージ

この度は、貴重な機会を頂きまして、本当に有難うございました!
今牧場の取り組みをしっかりお伝え出来るかなと、お受けした時は思いましたが、試食で食べて頂いたチーズ達が、私以上に頑張ってくれました。
『出会い』と、『地域連携』を強調させて頂きましたが、本当に個の能力は限られますが、今回のように皆さまのお力が私たちの力になります!
是非とも、『夜の部』でチーズと日本酒を勉強する会や、『大人の遠足』で那須を巡って現場を見て頂きたいと思います。
これからも、那須をそして日本チーズの応援を宜しくお願い致します!