古川泰司&吉村麻美
アトリエフルカワ一級建築士事務所/林野庁
古川泰司(アトリエフルカワ一級建築士事務所)
1963年新潟県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業、筑波大学芸術学系修士課程建築デザインコースに進み、日本の林業の問題を知る。
その後、東京の木で家を作る会を立ち上げられた長谷川敬アトリエ入所、工務店勤務を経てアトリエフルカワ設立。
国産材の有効活用について日々の実践課題としている。著書に「木の家に住みたくなったら」(エクスナレッジ)など。
吉村麻美(林野庁木材利用課)
大学で建築を学ぶ中で、岐阜 加子母での木匠塾に参加し、森林・林業と出会う。
2009年林野庁に入庁。
天竜での現場を経て、林野庁研究指導課にて鳥獣被害対策に取り組んだ後、昨年10月より「木づかい」の担当に。
WEB:木づかい推進月間
※2018年10月9日開催
Study子どもたちと木の空間
Comment- 勉強会を終えて -
あー時間が足りない!
予想はしていたけれど、2人のゲストをお招きして、やっぱり欲張ってしまったと反省。
とはいえ、まずは吉村さんから林業政策、とくに木材利用について話していただき、建築家の古川さんからは、実際に古川さんが携わった木をふんだんに使った保育園、そしてそこで過ごす子どもたちの様子について話していただいた。
林業は農業よりもサプライチェーンが長い傾向にあり、食べものと異なり、木材は環境をつくっていく。
そこにどう魂を伝えていくのか、が難しいところであるけれど、吉村さんや古川さんみたいな人に出会うと自然とその良さ、意義が分かってくる。(松尾)
古川泰司&吉村麻美
アトリエフルカワ一級建築士事務所/林野庁
霞ヶ関ばたけへのメッセージ
霞ヶ関ばたけに集まる方々は関心も様々。でも、森林の問題や林業の問題は私達全員の問題です。関係者だけで情報がショートサーキットを起こしてしまっているのではだめ。ここには外に向けたオープンな可能性を大きく感じています。(古川)
霞ヶ関ばたけで普段取り組んでいる林業や木材利用について、色々な分野の方々と一緒に学び、お話することできてとても嬉しかったです。
参加させていただき、改めて、これからも前向きに林業や木材利用に取り組んでいこうという気持ちになりました。
ウッドチェンジで森林をもっと元気に!(吉村)