NEWSお知らせ
2025/12/20
第221回 霞ヶ関ばたけのご案内
こんにちは。霞ヶ関ばたけの望月です。
2026年初となる第221回の霞ヶ関ばたけは、京都で清水農園を営む清水大介さんをゲストにお招きします。
清水さんは、伝統野菜の京筍をはじめとして、京都という地で米や野菜の生産から販売まで、そして地元の教育事業にも力を入れておられます。
清水さんが取り組む「京都式軟化栽培法」と呼ばれる筍の栽培方法は京都の限られた地域でしか実施されておらず、一年がかりの作業を丁寧に行うことで、筍のやわらかな部分を多くすることが叶うそうです。年に一度、春先しか収穫できない筍は大変な人気で、全国各地に卸されています。
京都は伝統の街である一方、学生の街でもあります。筍栽培を一つの例に、こうした伝統を絶やさないためには若手の力も必要で、次世代の担い手を育てることも不可欠になってくるそうです。
このように、日々の食を支える「生産」も、これまでの歴史や伝統をもとに今と未来へ伝える「教育」も、人や地域が関わって紡がれる、伝統と文化の継承という観点で深いつながりが感じられます。
当日は、食を起点に伝統が交差する地、京都で、伝統の価値とそれを継承する未来の担い手を育てることにも視点を置き活動される清水さんの思いと、これからの野望もお聞きしたいと思います。
京都の筍栽培を通じた文化や伝統のあり方、地域の学生を巻き込んだ食育の実践とはどんなものなのか?詳しく聞いてみたい、考えてみたいという方のご参加をお待ちしています。
■テーマ:京筍から紡ぐ食の未来 ~伝統と学生の街京都から、食育で何ができるのか~
■ゲスト:
清水大介(清水農園)
京都府出身。同志社大学経済学部卒業後、富山県の株式会社サカタニ農産にて米作りを学ぶ。2006年に実家の清水農園に就農。都市近郊地域で米、タケノコ、30種類の野菜を生産し、経営する農産物直売所を中心に販売。
食育活動を通じたキャリア教育として京都市内外の教育機関で講師を務めると同時に、京都市内の高校生、大学生に農業を指導している。
京タケノコの価値を伝えるため、伝統栽培法「京都式軟化栽培法」の普及活動を努める。
きょうと食いく先生、京都市立紫野高等学校運営評議委員会理事、京都清水寺で南部風鈴を愛でる会理事、同志社大学体育会フットサル部TREBOL理事、京都府食育推進懇談会委員

■詳細:
日 程:2026年1月17日(土)
9:30~11:15
参加形式:以下の3種類のチケットをご用意しています。
・会場参加チケット 1200円(定員30名)
・※学生限定※会場参加チケット(当日学生証をご持参ください)500円(定員10名)
・アーカイブ視聴チケット 1000円
会場:官民共創HUB
東京都港区虎ノ門1丁目1−3 磯村ビル3階
東京メトロ銀座線虎ノ門駅徒歩1分
■タイムライン
9:15~開場
9:30~霞ヶ関ばたけとは?
9:35~参加者の自己紹介
9:50~ゲストトーク(約30分)
10:20~参加者同士の対話・質疑応答
10:55~写真撮影/アンケート/次回案内
11:15~終了
※タイムラインは変更/延長の可能性があります。
■参加方法
Peatixからお申し込みをお願いします。
https://kasumigasekibatake-221.peatix.com
■主催 霞ヶ関ばたけ
■協力:官民共創HUB
■霞ヶ関ばたけとは?
行政や民間、生産者や消費者といった異なる立場の人が集まり、食や農林水産業について対話をしながら相互に学んでいくコミュニティです。

