NEWSお知らせ
2025/09/05
第218回 霞ヶ関ばたけのご案内
こんにちは。霞ヶ関ばたけの徳田です。
突然ですが、皆さんは、お肉や卵を食べるとき、その命がどのような飼育を経て食卓に届いたのか考えたことはありますか?
「伸び伸びと運動できる環境で育ったか?」
「快適な温度、きれいな空気の下で育ったか?」
「衛生的な環境で育ったか?」
こういった、家畜が快適な環境におかれ、身体的・心理的に良い状態で育つこと考慮する「アニマルウェルフェア」の考え方が、今、世界的に広がってきています。特に欧米では、アニマルウェルフェアの議論が進んでおり、例えば、採卵鶏のケージ飼いが禁止されている地域もあります。
今回の霞ヶ関ばたけは、東京農工大学農学部教授の新村毅先生をお呼びし「私たちが食べるお肉や卵はどのような飼育が望ましいのか?」新村先生、参加者と共に考えます。
ゲストトークに加え、今年5月に開設された動物福祉モデル鶏舎「Unshelled」で、実際に4種類の鶏舎を見学できます!
記事:次世代モデル鶏舎「Unshelled」から「One Welfare(ワンウェルフェア)」の実現を目指して
事前知識は不要です。皆さんのご参加をお待ちしています。
テーマ:鶏舎を開く。~体感型アニマルウェルフェア教育への挑戦~
ゲスト:新村 毅(しんむら つよし)
麻布大学獣医学部卒業、同大学院獣医学研究科博士後期課程早期修了。日本学術振興会特別研究員DC1、同PD、基礎生物学研究所特任助教、東京農工大学農学部准教授を経て教授。専門分野は、システム行動生物学、動物福祉学。日本農学進歩賞、文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞。主な著書に、動物福祉学(昭和堂)など。
~詳細~
日程:2025年10月25日(土) 9:30~11:45
参加形式:以下の3種類のチケットをご用意しています。
①会場参加チケット 1200円
②学生限定会場参加チケット(当日学生証をご持参ください)500円
③アーカイブ視聴チケット 1000円
※①②併せて定員20名前後
※③は後日、ゲストトークの動画を共有します。(鶏舎見学動画はなし)
会場:東京農工大学府中キャンパス
※前日までに申込者に会場地図をメールでお送りします。
タイムライン:
9:15~開場
9:30~霞ヶ関ばたけとは?、参加者自己紹介
9:45~ゲストトーク&鶏舎見学
11:00~参加者同士の対話・質疑応答
11:30~写真撮影/アンケート/次回案内
11:45 終了
※タイムラインは変更/延長の可能性があります。
参加方法:Peatixからお申し込みをお願いします。
https://kasumigasekibatake218.peatix.com
~霞ヶ関ばたけとは?~
行政や民間、生産者や消費者といった異なる立場の人が集まり、食や農林水産業について対話をしながら相互に学んでいくコミュニティです。