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2023/06/22

第192回霞ヶ関ばたけのご案内

※満員御礼となりました。
こんにちは。霞ヶ関ばたけの松尾です。
 
2023年6月の第192回霞ヶ関ばたけでは、富山県砺波市の水稲種子農家であり、事業承継士として活動されている伊東悠太郎さんと石川県能美市の水稲農家・たけもと農場の竹本彰吾さんの2人をゲストにお迎えします。
竹本さんは2019年以来2回目のゲスト登壇です。
日本での新規就農者は年間約5万2千人(令和3年度)ですが、この「新規就農」の中には、起業して農業を始める「独立就農」のほかに、農業法人などに就農する「雇用就農」、家業を継いで就農する「親元就農」の3つの分類があります。
一般的に、新規就農というと独立就農を思い浮かべますが、その割合はわずか7%。
一方で、雇用就農が約2割、親元就農が約7割であり、圧倒的に親元就農をしている人が多い状況にあります。
親元就農では、農業を始める際に、既に農地があることや一定の設備があること、また地域との信頼関係があったりするため、独立就農に比べるとスムーズな就農・定着が可能です。
ただ、農業以外の職業の選択肢がたくさんある現代においては、親元就農をするということ、そして親が子に農業を事業承継するというのは当たり前のことではありません。
そして、どのタイミングで、どのように事業承継するのかは、次世代が農業経営していくにあたって重要な要素になっています。
ゲストの伊東さんと竹本さんは、昨年11月に『今日からはじめる農家の事業承継(2万人の跡継ぎと考えた成功メソッド)』を出版されています。
本の中では、実際に親のあとを継いで就農した2人が、子どもの立場から見た事業承継について紹介・提案されています。
今回の霞ヶ関ばたけでは、日本の農業を次世代に引き継ぐために必須な「事業承継」にフォーカスをあて、参加者の皆さんと学び、考えていきたいと思います。
事前知識は不要です。皆様のご参加をお待ちしています。
 
■テーマ:みんなで農業界の世代交代の話をしよう〜身は一代、名は末代〜
 
■お1人目ゲスト:伊東悠太郎(事業承継士)
水稲種子農家、八代目伊東仁太郎、農業界の役に立ちたい代表
・富山県砺波市庄川町の水稲種子農家の長男として生まれる。
・JA全農に入会し、富山県本部にて、担い手対策・営農対策・園芸振興に従事。
・本所(東京)に異動し、TACの支援、農業者団体との連携等に取り組む。
・農業者団体と連携した生産資材費低減の取り組みで、JA全農会長賞第1号受賞
・「事業承継ブック(親子版、集落営農版)」を発行し、全国で講演・研修を行う。
・世代交代の際のツールとしても活用できる全農営農管理システム「Z-GIS」の開発にも携わる。
・現在は、退職し、実家で水稲種子栽培をする傍ら、全国で講演等による啓発活動、後継者塾、各県専門家派遣制度による個別支援活動や「事業承継ブック(部会版、大分県版)」「ハッピーリタイアブック」の監修、執筆活動も行う。
 
■お2人目ゲスト:竹本 彰吾(たけもと農場)
有限会社たけもと農場 代表取締役、アグリファンド石川 会長、全国農業青年クラブ連絡協議会 顧問
・昭和58年生。石川県出身、在住。農家の末っ子長男。
・高校3年生の時、父から受けたプレゼンを機に就農を決意。
・「就農10年で社長を替わる」という父との約束どおり、33歳で農業法人の代表に就任。
・国産イタリア米の栽培や、トヨタ自動車らとの米づくり改善事業、井関農機・鳥取大学らとの可変施肥田植え機開発に参加するなど、チャレンジ旺盛な若手農業者。
・使命は「農業をなりたい職業ナンバーワンに」
 
■詳細:
日程:6月24日(土)9:30~11:30
参加形式:以下3種類のチケットを御用意しております
 ・著書付会場参加チケット ※当日著書をお渡しします。:2000円
 ・既に著書をお持ちの方向け会場参加チケット ※当日著書の持参をお願いします。 1000円
 ・アーカイブ視聴チケット:1000円
  ※リアル配信ではなく、講演部分のアーカイブ動画を1ヶ月限定で共有させていただくものです。予め御了承ください。
会場:3×3 Lab Future
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1階
https://goo.gl/maps/7mDqgLsKYbAiSKuP6
「大手町駅」(C10出口)より徒歩約2分
「大手町駅」(C6a出口)より大手町パークビル(地下)、ホトリア広場(地上)を通って徒歩約4分
 
■タイムライン
9:15〜開場
9:30〜霞ヶ関ばたけとは?
9:35〜参加者の自己紹介
9:50〜ゲストトーク(約45分)
10:35〜参加者同士の対話・質疑応答
11:25〜写真撮影/アンケート/次回案内
11:30 終了
※タイムラインは変更/延長の可能性があります。
 
■申込方法
Peatixからお申し込みをお願いします。
https://kasumigasekibatake-192.peatix.com/
※申し込み後のキャンセルは出来かねます。予めご了承ください。
 
■主催 霞ヶ関ばたけ
■協力:エコッツェリア協会
■霞ヶ関ばたけとは?
行政や民間、生産者や消費者といった異なる立場の人が集まり、食や農林水産業について対話をしながら相互に学んでいくコミュニティです。
2023年度は、エコッツェリア協会に協力いただき、丸の内の「3×3 Lab Future」での開催を予定しています。

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