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2021/06/16

第180回霞ヶ関ばたけのご案内

みなさん、こんにちは。霞ヶ関ばたけの松尾です。
霞ヶ関ばたけでは、毎月1人、そのときの「旬なゲスト」をお招きし、食や農林水産業、地域のことについて学び、参加者と一緒に対話する場をつくっています。

今月は、『d design travel』 編集長の神藤秀人さんをゲストにお迎えします。
『d design travel』とは、ロングライフデザインをテーマに活動する D&DEPARTMENT PROJECT が、47都道府県それぞれにある、その土地に長く続く「個性」「らしさ」を、デザイン的観点から選びだして、観光ガイドとしてまとめたものです(詳しくはこちら→https://www.d-department.com/item/DDESIGNTRAVEL.html=ja)。
47都道府県中、29冊(最新号は茨城県)まで刊行されていて、現在は富山県(第2弾)の発刊に向けた取材を行っているとのことです。
わたしは、日本全国にある地域の、歴史や風土から醸成される「個性」「らしさ」というのが、日本の豊かさの源泉であり、地域を支える資源だと感じているのですが、一方で、その「個性」「らしさ」を見極めたり、その価値を伝えたり、体験してもらうというのは、なかなか難しいことではないかと感じています。
そんな中、『d design travel』を頼りに旅をすると、とても満たされる・・・という経験をわたし自身が何度もしていて、「デザイン視点で地域をとらえる」ことに対して、これからの日本の地域の豊かさを伝えたり、体験してもらうためのヒントがあるのではないかと思っています。
今回の霞ヶ関ばたけでは、『d design travel』についてご紹介いただきつつ、デザイン視点で地域を旅するってどんな感じ?デザイン視点で地域を再編集する価値ってどんなところにあるんだろう?といったことを神藤編集長と一緒に考えていきたいと思います。

特別な知識は必要ありませんので、ぜひみなさんと考えていければ嬉しいです。
『d design travel』ファンの方はもちろん、『d design travel』は知らなかったけれど、地域のことに関心がある方など、みなさんの参加をお待ちしています。
※霞ヶ関ばたけでは、参加者同士の参加や対話を通じた学びを大切にしています。今回は原則「カメラオンで参加」できる方のお申し込みをお願いいたします。(部分的にカメラオフの必要がある場合などは、備考欄にその旨を書いていただき、お申込みください)

■テーマ:デザインの視点で地域を再編集する価値を考える
■ゲスト:『d design travel』編集長・神藤秀人 (しんどう ひでと)
『d design travel』編集長/d47 design travel storeディレクター 1980年生まれ。2012年D&DEPARTMENT PROJECTに参加。『d design travel』の編集・執筆・ 写真撮影など制作の全般を担当する他、渋谷ヒカリエ・d47 MUSEUMで開催する『d design travel』と連動した展覧会の構成を担当。毎号、特集する県を車で走り回り、展示物をピックアップする旅にも出る。2021年5月下旬から約2ヶ月間かけて富山県に滞在して、最新刊「富山号」を取材中。
■詳細
日 程:6月26日(土)
時 間:9:30~11:00
方 法:オンライン(Zoom)
定 員:20名(先着順)
費 用:1000円(*Peatixにて事前決済)
■タイムライン
9:20 開場(ゆるくおしゃべり)
9:30 開始/霞ヶ関ばたけとは/参加者の自己紹介
9:50 ゲストトーク(約30分)
10:20 対話・質問タイム
10:55 写真撮影/アンケート/次回案内
11:00 終了 ※延長の可能性もあります
■参加方法
Peatixからお申し込みが必要になります。https://kasumigasekibatake-180.peatix.com/
※前日までにオンライン接続のURLをPeatixに登録されているメールアドレスにお送りいたします。
■主催:霞ヶ関ばたけ
■霞ヶ関ばたけとは?
行政や民間、生産者や消費者といった異なる立場の人が集まり、食や農林水産業について対話をしながら相互に学んでいくコミュニティです。

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