林凱元
株式会社琥白
台湾出身。東京大学大学院 農学生命科学研究所 博士。慶應義塾大学 メディアデザイン研究所 修士。仏・国立科学研究センター(ISC-PIF CNRS)ではトレーサビリティを研究。
現在は食と製造に特化したシステム会社「琥白(KOHAKU)」を経営し、これまで台湾と日本の農林水産省や大手企業とのプロジェクトを手がけてきた。また、国立成功大学(台湾)、慶應義塾大学(日本)で研究員や助教授を務めるなど、日台を跨いで活動中。
Study台湾の事例から見る「食×デザイン×流通」の未来
Comment- 勉強会を終えて -
台湾という国に、私が初めて接したのは2019年。コロナ禍前だった。なんて食が豊かな国なのだろう!と感激したことを覚えている。
台湾の農産物と言えば、マンゴーやパイナップルなど果物のイメージが強いが、実際に国をあげて品種改良に取り組んだり、輸出を促進させるための方策も様々行ったりしていると聞き、なるほどと思った。日本でも、台湾でも、あらゆる味のレベルは高く、食材や料理そのものの味においては、そう大差はないかもしれない。そんな中で、"この商品にしかない特徴"だったり、"この商品だけにあるストーリー"など唯一無二の「価値」を見出し、デザインの力で、さらに魅力を伝わりやすくする、という技術や、そういった考え方自体が、とても現代的だと思った。
「デザインとは仕組みである」
勉強会で話された、林さんの言葉にハッとした。
「おいしい」に辿り着くまでの様々な段階で、どんな仕組みを作っていけるのか。
そんな視点でこれからも食の楽しさと難しさに、関わり、盛り上げていきたいと思った。(望月)

林凱元
株式会社琥白
霞ヶ関ばたけへのメッセージ
食と農業は、そもそも利益率が低くなりやすく、新たな人材も入りにくい分野です。
そして、何か改革するにも既得利益に相反するという難しさがあります。
一方で、食と農業は儲かるチャンスがあり、かつかっこいい職業でもあります。
一緒に考え、共に進めて行きましょう。

