新村 毅

東京農工大学 
教授

麻布大学獣医学部卒業、同大学院獣医学研究科博士後期課程早期修了。日本学術振興会特別研究員DC1、同PD、基礎生物学研究所特任助教、東京農工大学農学部准教授を経て教授。専門分野は、システム行動生物学、動物福祉学。日本農学進歩賞、文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞。主な著書に、動物福祉学(昭和堂)など。

Study鶏舎を開く。 ~体感型アニマルウェルフェア教育への挑戦~

Comment- 勉強会を終えて -

今回、新村先生からお話を伺い、鶏舎を見学して感じたのは、家畜にもしっかり「欲求」があるということです。 アニマルウェルフェアの必要性は、決して動物を想う気持ちだけではなく、科学的にも証明されているということを知り、新たな学びとなりました。 お肉や卵を買うとき、「平飼い」「飼料にこだわっています」「●●ブランド」など、様々な指標があるけれど、まずはその時、「1番心地よい」と感じたものを買うことから始めてみようと思います。(徳田)

新村 毅

東京農工大学

教授

霞ヶ関ばたけへのメッセージ

この度は、東京農工大学のアニマルウェルフェアモデル鶏舎「Unshelled」にお越し頂きありがとうございました。五感でニワトリを感じながら、アニマルウェルフェアについての多様な議論が盛り上がりました。参加者の皆さんがポジティブで建設的な意見を挙げて頂きつつ、なおかつ社会人として、あるいは消費者としてそれぞれの立場でできることを前向きに模索する姿がとても印象的でした。ぜひ皆さんのご意見を基に、アニマルウェルフェアの向かうべきより良い方向を私も前向きに模索したいと思います。ありがとうございました。