手島祐子

三祐コンサルタンツ 

兵庫県明石市出身。大阪市立大学卒業。管理栄養士。
病院勤務を経て、2015年より青年海外協力隊栄養士隊員としてインドネシアに赴任したのち、アジア経済研究所開発スクールおよび東京大学大学院国際地域保健学教室修士課程を修了。
現在は、(株)三祐コンサルタンツにて、開発コンサルタントとしてアジア・アフリカでの農業からの栄養改善に取り組むプロジェクトに従事している。
2022年3月『食卓から地球を変える あなたと未来をつなぐフードシステム』を翻訳出版したのをきっかけに、フードシステム読書会や大学・企業での講義・講演会を通して、プラネタリーヘルスダイエットを広げる活動を実施している。

Study〜人間と地球を健康で幸せにするフードシステムの構築〜 プラネタリーヘルスダイエットとは?

Comment- 勉強会を終えて -

情熱。手島さんほどこの言葉が似合う人はいないかもしれません。

プラネタリーヘルスダイエットのことが書かれた、ジェシカ・ファンゾ博士の著作に感銘を受け、自ら翻訳し「食卓から地球を変える」の出版までこぎつけた熱意。
今回、自ら霞ヶ関ばたけに登壇させてもらえないか、と事務局宛に連絡を下さった行動力。
そして開催当日にはその想いと、プラネタリーヘルスダイエットを軸に世界の栄養問題も交えてお話ししてくださった手島さんのその様子に、圧倒され、魅了されたのは私だけではなかったと思います。

人間の健康と地球の健康、そのどちらも犠牲にしないという観点で編み出された食事、プラネタリーヘルスダイエット。
その実践は時に難しく、時に別の何かを犠牲にすることもあるかもしれません。
しかし、人間と地球の健康どちらをも諦めず、希望を持ち続けるためのヒントと可能性を持つ方法だと感じました。

今後も、これからの未来を考え、シェアできる"場"を持ち続けていきたいと思います。(望月)

手島祐子

三祐コンサルタンツ

霞ヶ関ばたけへのメッセージ

霞ヶ関ばたけの皆さん、地球と人間を健康に幸せにするプラネタリーヘルスダイエットについてお話する時間をいただき、ありがとうございました! 皆さんからいただいた質問のおかげで、私自身もこのテーマについてさらに深く考える機会となりました。食は改めていろいろな分野と複雑に絡み合っているのだなと感じました。

環境に良い活動やリジェネラティブな活動をしたいと思っても、何から始めたらいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか。しかし、そんなに難しく考えなくても大丈夫です。あなたの毎日の食事から、地球にも、あなたの健康にも、そして社会にも良い変化を起こすことができます。自分の毎日の食事を見直すことは、きっと心も豊かにしてくれると思います。できることから、まず一歩と言わず、半歩から始めてみましょう。毎日の暮らしから、地球もあなたも幸せになるムーブメントを一緒に始めてみませんか?

今回の霞ヶ関ばたけに参加した仲間で、一緒にプラネタリーヘルスダイエット1週間チャレンジを行うことになりました!翌日にはチームが立ち上がり、このスピード感に霞が関ばたけの皆さんの熱意と行動力を感じました!これからが楽しみです!
これからも、共感する仲間と共に、想いを循環させながら、食事を通して世界を公正で幸せにしていきたいと思います。