東野マルツェリーナ&清水多枝子

ムーンフードジャパン/百匠屋 

■東野マルツェリーナ(ムーンフードジャパン)
滋賀県で豆乳アイスを製造販売するムーンフードジャパンを夫ユージと二人で経営するポーランド人。
スコットランドでは小規模事業の経営学を学び、ポーランドにてユージとヴィーガンのレストランを約3年ほど経営。その後、ビジネスを売却し二人で日本に移住する。
滋賀県産の無農薬大豆をオリジナルの生搾り製法で絞ることにより、乳、卵、白砂糖、添加物を使用せずに濃厚で滑らかな豆乳アイスを作ることに成功した。店舗は持たず、オンラインショップからの産直発送と高質スーパーなどへの卸販売のみに絞ることで、田舎に住みながら自分の生活と仕事の両立させている。

ムーンフードジャパンHP:https://moonfoodjapan.com/


■清水多枝子(百匠屋)
1978年生まれ。滋賀県立翔西館高校(旧 彦根商業高校)卒業後、パナソニック株式会社(旧 松下電工株式会社)に就職。結婚後退社。第一子出産後、兼業農家の義父の田んぼを受け継ぎ、夫と共に「百匠屋」として専業で農業を始める。
取得した資格:大型特殊、産業用ドローン、フォークリフト、玉掛、農産物検査員。現在の作付け面積約17ha(東京ドーム4個分)
作付け作物:米・麦・大豆(大豆・黒豆・青豆・赤豆)・小豆・ミニトマト。
6次産業化にも取り組み、「ごろごろ雑穀米」がふるさと食品中央コンクールで受賞。Tシャツや米袋、雑穀米などのデザインや、新商品を考えたり楽しみながら農業に携わる。

百匠屋HP:https://hyakusyouya.com/

※2021年10月3日開催

Study関係性から紡がれる食と農の現場を知る~滋賀県湖北エリアの女性を通じて~

Comment- 勉強会を終えて -

関西の中で「ザ・農業県」であるのが、滋賀県!!!

県の耕地面積の約9割が水田、 そして耕地面積に占める環境保全型農業の割合が全国でもダントツ!(32.3%)

そんな中、今回お話を伺ったのは、湖北エリアの素敵な女性のお2人。

ムーンフードジャパンの東野夫妻は、生産者と消費者をつなぐ「Bridge」の役割を、

百匠屋の清水夫妻は、生産者でありながら商品開発までやってのける、まさに「百匠」。

そして印象的だったのが、滋賀の食・農業に関わる人のつながり。

会話の中では、一般名詞ではなく、固有名詞がでてくる、でてくる・・・単なる事例を知っているだけじゃなくて、〇〇さんはこんな想いで、こんな風にやっているっていうことを知っているのは、何かに挑戦するときの大きな財産になっているはずで、だから滋賀県のこれからがますます楽しみだ。

とにかく早く滋賀に行きたくてたまらなくなった。(松尾)

東野マルツェリーナ&清水多枝子

ムーンフードジャパン/百匠屋

霞ヶ関ばたけへのメッセージ

霞ヶ関ばたけ、夫婦共々楽しく参加させていただきました。
普段、田舎でほとんど外部の人々との接点のない生活を送っている為、このようにお話を聞いていただける場は新鮮で、自分たちの事業の新たな価値を見つけることも出来ました。
私たちのようなニッチな製造業をしている事業者にスポットライトを当ててくださりありがとうございます。 お話したいことはまだまだ山のようにあります。また機会がありましたらぜひ滋賀までお越しください。
本当はぜひ皆様に私たちの豆乳アイスを試食していただきながらお話させていただければよかったのですが、コロナの影響で現実できず。 残念ですが、また皆様とお会いして目の前で食べていただける日が来ることを楽しみにしています。
ありがとうございました!(ムーンフードジャパン マーシー&ユージ)
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このような機会をいただきありがとうございました。
とても楽しい朝の時間でした。
まさか私が皆さんの前でお話をするなんて想像もしていませんでした。
始まる前はドキドキワクワクでしたが、始まってからはあっという間でした。

農業の事を自分なりにまとめてお話できたことで、
これから自分がどうしていきたいのかが少し見えてきたように思えます。
これからも私たちが続けていくことは、「安全で美味しい作物を作ること」
それから農業を辛いものから「楽しくて面白い」ものへと変えてくこと。

まだまだ農業は後継者不足です。
農業は楽しい!面白い!と次の世代へ受け継がれていくように
私たちが土台作りをしていかないといけないと感じています。
地域との関わりや繋がり、色んな方との出会いを大切に、日々の活動を湖北から皆さんへ発信していきたいと思います。 まだまだ出来ることは少ないと思いますが、少しずつ積み重ねて進んでいきたいです。

ご視聴くださった皆様、松尾様はじめ関係者の皆さま、フランの皆さま、滋賀県庁の皆さま
貴重な機会をいただきありがとうございました。(百匠屋 清水多枝子)
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霞が関ばたけでお話する機会をいただき、ありがとうございました。

今回テーマとなった「滋賀」とご縁ができて12年が経ちました。
いつもは6次産業化や地方創生関連の仕事をしておりますが、
登場された東野マーシーさん・雄史さん、清水多枝子さん・大介さんなど、
<かけがえのない仲間と一緒に、地域から発信する人こそ面白い>が
当たり前の時代になったなぁと実感します。

コロナ禍でオンライン開催となりましたが、
参加いただいた方々と、またリアルにお会いして
いろいろなことを語り合えたら、楽しそうです。
近い未来に実現できること、楽しみにしております。((株)フラン 竹川智子)
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この度は貴重な機会をありがとうございました。
私からは滋賀県農業のことを、ほんの少しだけ紹介させていただきましたが、
参加者の皆さんからたくさんのコメントがあり、
多くの方に関心や興味を持っていただけたようで、非常にうれしく感じました。

まだまだ滋賀県の農業・農村には、お伝えできなかった魅力が沢山あります。
ぜひみなさん一度足を運んでいただき、直接その魅力を“体感”していただけると幸いです!
(滋賀県農政水産部農業経営課地域農業戦略室 清水茜)