門田一徳

河北新報 
記者

宮城県大崎市出身、明治大卒。1997年に河北新報社入社。

青森総局、本社報道部、東京支社などを経て2019年4月から栗原支局。

06年、大崎市の「鳴子の米プロジェクト」の取材でコミュニティー支援型農業(CSA)を知る。

東日本大震災後、東北食べる通信など被災地のCSAを報道。日米教育委員会の16年度フルブライト・ジャーナリストとしてアメリカ・ニューヨーク州のコーネル大客員研究員に就き、CSAの先進事例を10カ月間取材。

17年8月、河北新報朝刊で7回連載「米国流直売経済」を担当した。

著書: 農業大国アメリカで広がる「小さな農業」 進化する産直スタイル「CSA」

※2019年12月22日開催

StudyCSAを日本で広げるためにできること

Comment- 勉強会を終えて -

霞ヶ関ばたけのゲストのほとんどは「初対面」ではなく、どこかで1度や2度ご一緒させてもらったことがあって「今度じっくり話を聞かせてほしいなぁ」と思った人に声をかけさせていただいている。が、今回は例外だった。

門田さんが2019年に出版された著書『農業大国アメリカで広がる「小さな農業」 -進化する産直スタイル「CSA」-』を読んで、CSAの可能性、もっと言えば、「生産者と消費者の距離を縮める仕掛け」について考えたくて、東北食べる通信(当時)の高橋博之さんに紹介いただいたのだ。

門田さんは「CSAが広がるなら喜んで」と宮城から東京まで足を運んでくださった。その結果、CSAに対する想いをもった生産者、大学生、料理人、教授、ビジネスマンなどが集結する奇跡の会が実現した。この場で生まれたつながり、エネルギーをを必ず2020年につなげていきたいと思う。

また、お料理は2019年に何度もお世話になったNANAさんにお願いした。霞ヶ関ばたけのゲストとして来ていただいた生産者の食材を使った素晴らしいお料理で、頭もお腹も満たされた1日だった。

霞ヶ関ばたけをつくってくださる皆さんに感謝。いつも本当にありがとうございます!(松尾)

門田一徳

河北新報

記者

霞ヶ関ばたけへのメッセージ

日本の食、地域をサスティナブルにするには人口の98%を占める消費者を変えていかなければ駄目だと思います。霞ケ関ばたけの取り組みは、その原動力になると思います。2019年末の勉強会は、自分自身の学びもたくさんありました。せっかくのご縁です。これからもよろしくお願いいたします。