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2022/05/03

第187回霞ヶ関ばたけのご案内

こんにちは。霞ヶ関ばたけの代表をしています松尾です。
 
4月のはじめに「霞ヶ関ばたけのこれからを考える学びと対話の場」と称して、今わたしが考えていることをお話させていただきました。
あの場を経て、わたしたちは、霞ヶ関ばたけの「組織や立場を超えて、フラットに学び、対話できる場」の存在意義というのを改めて確認しました。と同時に、現場に少しでも役に立てる行動を小さくでもとっていきたいと思っています。
全国各地からいろんな方に参加いただき、本当にありがとうございました。
また率直に意見を伝えてくださった皆様、見守ってくださった皆様、本当にありがとうございました。
 
そんな再出発の霞ヶ関ばたけのゲストには、東京大学の大学院で ”食と農から「生命系の経済」を志向する取り組みに関する事例研究” をし、この春から(株)雨風太陽(旧 (株)ポケットマルシェ)で働く岸本華果(はるか)さんです。
はるかさんは、経済学者の玉野井芳郎が提唱する「生命系の経済」という概念に出会い、その経済を目指す意義について論じた上で、実際の取り組みについて丁寧なヒアリングを重ね、分析と考察を行った修士論文を提出されています。
 
今回の霞ヶ関ばたけでは、市場経済のみを対象としてきた「狭義の経済」と非市場経済までを対象とする「広義の経済」「生命系の経済」という概念を学びながら、霞ヶ関ばたけが目指すものの方向性を改めて確認したり、実際にどんなアクションをとっていくことができそうか、などを対話していきたいと考えています。
初めましての方も、お久しぶりの方も、オンラインですが、再会できることを楽しみにしています。
 

■テーマ:食と農から「生命系の経済」を志向する
 
■ゲスト:岸本華果((株)雨風太陽)
1996年生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了。 高校時代に途上国の貧困問題に関心を持ち、大学入学後に東南アジアの国々を訪れる中で、食と農の重要さに気づき、また、途上国の問題は先進国の消費の問題であると考えるようになる。その後、生産と消費を近づけることが問題解決の鍵になりそうだと、フェアトレードやCSA(Community SAupported Agriculture)に興味を持つ。2020年12月より生産者と消費者をつなぐ(株)ポケットマルシェでインターンをはじめ、この春、正社員として入社。
 
■詳細:
日 程:5月21日(土)9:30~11:00
場 所:オンライン(Zoom)※アーカイブ配信あり
定 員:80名
費 用:1000円
 
■タイムライン
9:25〜開場
9:30〜霞ヶ関ばたけとは?
9:45〜ゲストトーク(約30分)
 ・自己紹介/研究背景
 ・生命系の経済とは?
 ・事例紹介等
10:15〜クロストーク
10:55〜写真撮影/アンケート/次回案内
11:00〜終了
※タイムラインは変更/延長の可能性があります。
 
■参加方法
Peatixからお申し込みをお願いします。
https://kasumigasekibatake-187.peatix.com/
 
■霞ヶ関ばたけとは?
行政や民間、生産者や消費者といった異なる立場の人が集まり、食や農林水産業について対話をしながら相互に学んでいくコミュニティです。

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