近藤勝宏

パタゴニア 
プロビジョンズ ディレクター

1973年生まれ。神奈川県出身。
1995年、パタゴニア鎌倉ストアのスタッフとしてパタゴニアに入社。その後、ビジュアル・マーチャンダイジングの立ち上げ、複数のストア、マーケティング部門のマネージャー等の経験を経て、2016年、パタゴニアの食品事業「パタゴニア プロビジョンズ」の日本市場の責任者に就任。同年、同事業を日本市場で立ち上げ、いまに至る。
日頃からサーフィンやスノーボードなどアウトドア・スポーツを愛好し自然と親しみながら、正しく選び、食べることは人々の健康のみならず、個人ができる最も効果的な気候変動対策として捉え、積極的にメッセージを発信するとともに、自身も自然に則した農法による米作りや農業に挑戦し、より環境負荷の少ないライフスタイルを探求している。
WEB:https://www.patagoniaprovisions.jp/

Study食と農業で地球を救う 〜アウトドア企業パタゴニアの新たな取り組み〜

Comment- 勉強会を終えて -

今回の霞ヶ関ばたけは、コロナになってから約1年9ヶ月ぶりのリアル開催をした。

パタゴニアの近藤さんとはずっとオンライン上でやりとりしていたので、当日会場でお会いできたとき、なんだか安心した。

パタゴニアは、2016年に食品事業「パタゴニア プロビジョンズ」をはじめ、2018年には、ミッションステイトメントを「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」に変更。

そこからは、創業のきっかけにもなった自然(地球)への畏敬の念と自分たちがビジネスをする意味がストレートに込められている。

今回の霞ヶ関ばたけでは、リジェネラティブ・オーガニックという概念を知り、農業と地球環境の関係性や地球のために農業が、自分が、何ができるのだろうと考えるきっかけになったように思う。

そして、ゲストと参加者、参加者同士の温かな関係性が醸成されるリアルな場の力を改めて感じた。(松尾)

近藤勝宏

パタゴニア

プロビジョンズ ディレクター

霞ヶ関ばたけへのメッセージ

第185回霞ヶ関畑に参加させていただきありがとうございました。

久しぶりにオフラインのイベントに参加させていただき、オンライン上だと感じられない参加者やスタッフの皆さんの熱気や想いを実感することができて自分自身にもとても刺激になりました。
世界は確実にハイテクだけに頼るのではなく、自然生態系の機能を活かしたり再生することで気候危機をはじめとした課題を解決していこうという方向に舵が切られています。それは決して新しいことではなく、日本でも多くの先人たちが実践してきたことだと思います。本日霞ヶ関畑に参加して、ここに集うような様々な分野の人たちが学びを深めビジョンを共有していくことで、その種は確実に育ち、未来は良い方向に向かうのだと希望をもらいました。ありがとうございました。