
大橋誠、市川 菜緒子
労働者協同組合 鮭酒造
代表理事
1976年生まれ。北海道札幌市出身・多古町在住。農業雑誌「現代農業」の農山漁村文化協会に勤務後、日本酒居酒屋、野菜の輸出業務、日本酒の造り酒屋(寺田本家・岩瀬酒造・辻善兵衛商店)に勤務し、多古町で米農家として新規就農。多古町での米作りは10年目を迎える。労働者協同組合鮭酒造の代表理事。
Studyみんなで「創る」クラフトサケ ~表現して楽しむ豊かさを取り戻すために~






Comment- 勉強会を終えて -
大橋さんと酒造の歴史を紐解き、今を見つめてみると、現代に合わない規制が残り続いているとともに、時代の流れで失われた、私たちが知らない豊かさ・楽しさがあることに気づきました。
皆で創りたい、楽しさを取り戻したい、突き進む鮭酒造の皆さんの姿に心惹かれました。
歩む道は最短距離ではないけれど、タイパ重視の社会に反し、紆余曲折しながら歩むからこそ楽しくなるんだろうなと思います。
霞ヶ関ばたけ 徳田


大橋誠、市川 菜緒子
労働者協同組合 鮭酒造
代表理事
霞ヶ関ばたけへのメッセージ
そういえば、大人になって社会に出てからの方が、多くの疑問にぶつかり、学びたいと思うことが多かったな…と思います。でも、当たり前の話です。学校という箱の中で教科書や先生からいくら詰め込まれても、自分自身に社会で右往左往した実感が無いのですから。そうした意味では昔のように、例えば親の手伝いでもなんでもいいから、早くから社会の片隅に組み込まれる方が実感を持つ機会が増えて、本当の学びに早く触れることができたように思います。霞が関ばたけが、実感をともなった良き学びの場を提供していること、恐縮ながら僕らがそうした皆様と関係を持てたことをとても嬉しく思っています。貴重な機会を本当にありがとうございました。ところで、僕らは酒造りに欠かせないものとして、4つのキーワードを掲げています。それは、「自然、実感、自治、仲間」です。何となく、霞が関ばたけとも重なる部分があるような気がします。良いお友達になれそうですね。これからもどうぞよろしくお願いします。